


特徴的な鼻笛が存在する一方で、口でふく笛も存在します。比較的大きな音が出る楽器で、ウリモン(鼻笛)との違いは明確です。かつては、セレナーデを奏でる楽器として用いられました。
北ルソン・山岳先住民族の楽器にしては珍しく、1つの楽器で複数の音が出る楽器です。気軽に演奏を楽しみたい方へおすすめの楽器です。
また、ひとつひとつ職人が手彫した、彫りのモチーフにはカリンガ族のタトゥーが使われています。戦の名手としても有名なカリンガ族の男性にとって、戦に勝つごとに入れることのできるタトゥーは己の勇敢さを示す一つの指標でした。一方、トップレスで過ごしていた女性たちにとっては、上半身を覆い尽くすほどのタトゥーは、美や権力の象徴とされていました。
【演奏方法】まず、楽器を縦に持ちます。次に、上部の切り込みの深い方を唇にしっかりつけ、息を笛の空洞に送りこむイメージで比較的強く吹くと、音が出ます。4つある穴の開閉によって、音が変化し、さらに1つの手の型でも、吹き込む息の強さによって3段階の高さの音が実現します。
【商品コード】E41
【素材】竹、ラタン
【サイズ】長さ: 45-60cm、直径: 1.5-3cm
【包装】簡易包装となります。
【納期】受注生産品となっています。ご注文をいただいてから制作し、納品させていただきます。
【お支払】前払いをお願いしております。製品のお届け前にお引落としとなります。お客様分として製作致しますため、申し訳ございませんが、ご予約品のキャンセルはご遠慮ください。
*竹は天然のものを使っているため、一つとして同じものはありません。また、音もひとつひとつが微妙に異なります。
*竹は湿気に弱い素材です。使用後は布で軽く拭き、湿気が少ない所に保管してください。
*写真と実際の商品では、色味・質感において微妙に異なる場合もございます。予めご了承下さい。